地上の静寂、地下の轟音 / 第十五回 超自然派野外音楽フェスティバル「STONE FREE MUSIC FESTIVAL」



タイの老舗音楽レーベル「Panda Records」の主催 Pokさん、アートプロジェクト「The world may never know」の主催 Tokinさん、そしてNuiさんという3人のタイ人が主体となり開催されている超自然派野外音楽フェスティバル「Stone Free Music Festival」。2011年から定期的に開催されており、回を重ねるごとにその規模は拡大し、つい先日、2014年1月におこなわれた第三回では、3日間に渡り50バンド以上が出演し、およそ1000人ほどの参加者が自然と音楽を楽しんだ。




テクノロジーを駆使して作り上げられた環境でおこなわれる音楽フェスではなく、演者も観客も大自然に溶け込み、ゆるやかにしなやかに音楽と自然を楽しむと言ったこのイベント。毎回、バンコクから数時間ほど離れた山間の、四方が岩壁で囲まれた場所で開催される。ライブは夜通しおこなわれ、テントを持ち込んで滞在する者もいる。観たいバンドを観て、聴きたい音楽を聴き、疲れたらテントで休み、休んだらまた外に出て音楽と自然に包まれる。




辿りつくのも大変だし、周辺が拓けていないから不便でもある。でも、だからこそ、音楽と正面から向き合える環境であり、観客も演者も、真剣に、そして、穏やかに、ひとつの場を作り上げることができる。




決してシステマチックではなく、滞る部分もあったりするんだけど、そこはDIYフェスらしく、ゆるやかにしなやかに収める。効率性や利便性を追求し、最新鋭の機器で固める音楽フェスがある一方で、こういったアプローチで音楽を届けるフェスがあることが、多様性を受け入れる土壌があるタイを象徴している気がした。

本来、海や山が苦手なボクではあるが、こんなにも音楽が身体を循環する環境に身を置けるなら、また参加したいな、と思う。

Photo by nuchaphotography

※Pokさんが関わっている主なプロジェクト
・タイの老舗音楽レーベル「Panda Records
・エレクトロニカアシッドジャズデュオ「Sylish Nonsense
・アコースティックソロプロジェクト「My Post Life
・ロックンロールバンド「Plastic Section
・グランジロックバンド「Rocket Science

※Tokinさんが関わっている主なプロジェクト
・映像制作・音楽フェス企画プロジェクト「The world may never know
・ハードサーフノイズポップバンド「Triggs & the Longest Day

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Posted by ginn
column, featured, 地上の静寂、地下の轟音 - 2014年1月17日 更新


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