音を通して見るバンコク クラブカルチャー

MASAブログ
僕はクラブでDJするようになってから、自分が選曲した曲でダンスフロアにいる人たちと会話をしています。僕が思うところ、クラブで一般的に流れる曲というものは、基本的に一般のテレビのチャンネルでは流れていません。


ましてハウス・テクノなどはファッションTVなどお洒落を売り物にしているものに取り上げられない限り、なかなか耳には届かないと思います。だからこそ、普段耳にしない曲を聴いた時のリアクションが、僕にとって興味深いもの一つになっています。

ファッションで音楽を聴くだけでは、限界があると思っている僕にとって自分にぶつかってくる音と素直に遊んでいるタイ人を見ると、国境越えて繋がりあえる音楽の楽しさを感じます。10年前のタイのクラブシーンを思い出すと、とにかく音が大きくてROCKからPUNK、TECHNOなどが滅茶苦茶に選曲され、それでも朝までお酒でグチャグチャになっているフロアで若者たちが遊び明かす。そんな昔のRCAから比べるとDJのキャラクター、イベントの内容など様々な空間をつくり出せるようになった現在のタイのクラブ。昔からタイ国外のクラブを経験している人にとっては、物足りなさ、音のクオリティの問題などはありますが、クラブでのイベントに若者たちが注目しているのは明らかだと思います。海外からの大物DJ達も最低でも毎月大きな箱に呼ばれているし、それに対する広告などの宣伝も大きく報じられています。ただの馬鹿騒ぎのクラブから、お洒落で自身の自己表現の場所に変わりつつあるタイのクラブ….

その空間の広がりを見守りつつ、何をここで出来るのか、希望と楽しみを抱えながら今のタイを楽しんでいます。

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Posted by admin
blog, column - 2008年7月20日 更新
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