
まずお知らせ。大阪の友人であり、DJ mAsaと共にバンコクで開催しているGIANT SWINGの第3のメンバーでもあるグラフィックデザイナーQOTAROOのフライヤー展が、バンコクの「アートの交差点」とも言われるBACCにて開催中。詳しくはこちら。準備に時間がかかり8月10日からの開催になってしまったことをお詫びします。
この作品展には初日から様々な国の人が訪れてくれた。日本のDIYなパーティー・シーンから生まれた表現は、いったい外の世界でどのように見えるのだろう。パーティーは多くの要素から成り立つ。音、人、場所、それに、事前のイメージを視覚化するアートワーク。そのどれもが、パーティーの起こっている場所の風土からは切り離せないものだ。ヒントはあるがマニュアルはない。皆それぞれの街で、独自の解釈をしながらやってきた。どれも同じではつまらない。今になってようやく答え合わせをしているのかもしれない。このシーンは交流することで発展してきたし、また今後新たなステージに突入する予感がしている。

6月のある日のことだが、バンコクでひとりのミュージシャンと出会った。彼のことは実は以前から知っていた。今から数年前、まだ自分が日本にいたとき、連絡を取りあっていたことがあったのだ。名前を枡本 航太(ますもと こうた)という。弾き語りから機材によるブレイクビーツ主体のライブまでをこなし、絵まで描くらしい。まっすぐで強い目をした男。
タイ料理をつつきながら話したこと。日本での震災以降、いくつかのライブがキャンセルになってしまった、だからこれは外でやるしかないと、日本を飛び出したのだと、そんなようなことを語ってくれた。感覚的に動くことが、ときには最も正しいことがある。彼は動いたことで、新しい風景に出会った。ヨーロッパをツアーで回り、今は日本にいる。おそらく家はない。「3月11日以降、視野を拡張せざるをえなかった」と彼は言う。彼の音をバンコクで鳴らす日は、そう遠くないだろう。
活動の場を拡げるアーティストはまだまだいる。3月にアジアツアーを敢行し、GIANT SWINGにも出演してくれたDOPPELGENGERは、現在アメリカをツアー中。ニューヨークでいくつかのギグをこなした後に、「世界最狂のフリークアウトフェスティバル」Burning Manへ向かうらしい。そんな彼の動きはブログでチェックできる。GURUZというレーベルも立ち上げ、彼の別名義であるDJ NAMASTEのMIX CDをリリースした。今後の活動にも注目してほしい。
8月のGIANT SWINGは20日(土)、QOTAROO作品展の打ち上げパーティーを兼ねて、スクンビット23のGLOWにて開催。ゲストには人気パーティーDUBWAYでもおなじみ、タイのDJのオリジネイターとしても尊敬を集めるDRAGONが登場。今後はクラブイベントだけではなく、ライブやアート作品展も手掛けていく予定のGIANT SWING、ぜひみなさんも参加してください。
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DUDE Update! 第12回 放浪する音楽 – http://t.co/OzGiMEO
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この記事知らなかった。枡本航太さんが出てる。 / “第12回 放浪する音楽 | DUDE MAGAZINE” http://t.co/3eHVt0nM