DJ Serge インタビュー

DJ SERGE

1) タイにどのくらい住んでいますか?

1999年以来10年間。他の沢山の人達みたいに、僕も1年間アジアを旅してね。最初はバンコクにあまり魅力を感じなかったのだけれど、バンコクに戻って来る度に好きになっていったんだ。僕がバンコクを訪れて結果的に住むことになったのは、バンコクが僕自身に1日たりとも退屈と感じさせない街だからだと思う。

DJをしたりパーティーのオーガナイズを始めたきっかけは?
DJを始めたのは、1995年に、2枚のレコードを一緒にプレーするってことに「うわ、なんてクールなんだ!」って思ったのがきっかけ。
パーティーのオーガナイズは、音楽がつまらないパーティーに行ったときに、これだったら自分でオーガナイズしようと思ったから。バンコクでしかるべき人達に出会えて、すぐクラブでの仕事が見つかったんだ。だからどんな音楽をプレーするか決定権を持てた。

最近関わったイベントで最大規模だったものはカオサンエリアのSUK SABAI BARでの「KEMF」だと思いますが、KEMFはどうでしたか?

今後同規模のパーティーをオーガナイズする予定はありますか?
まず、KEMF (KHAOSAN ELECTRONIC MUSIC FESTIVAL)は大体20人位が集まって開催したのだけれど、特にDJ FUBSY*Bが誰よりも動いてくれて実現したパーティーなんだ。DJ、ビジュアルからデコレーション、フライヤー、現金係まで、良いパーティーが好きな仲が良い友達が集まって動いてね。いくらパーティーが成功しても入場料を低く設定しているから金銭的利益はあんまりないよ。とにかく良いパーティーを作ることを第一にしてる。でもそういう姿勢だからこそKEMFが成功したと思う。それと場所。SUK SABAI BARのルーフトップを使ってのイベントなんだけど、KEMF以外には使用されない場所でね。

KEMFを開催する度に屋外1室、屋内2室の計3部屋を使用して、約1,000人収容できるんだ。毎回14人程度のDJに出演してもらって、テックトランス、エレクトロ、D’N’B、ミニマル、ハウス、テクノ、サイケトランス、ライブパフォーマンスなどカバーする。2009年はKEMFを2月、KEMF THE MAGICを6月、それにKEMF TWISTを11月に開催したよ。SUK SABAI BARでソンクラーン*フェスティバル(*ソンクラーン = タイ正月)もやったけどそのときは1階を使って大規模なサウンドシステムを組んでね。3日間クレイジーだったよ。誰もが水を掛け合ってパーティーして、同時に軍隊と赤シャツがSUK SABAI BARから100メートル位のところで衝突してる状況だったからさ。AMAZINGタイランド。

SUK SABAI BARでのKEMFがメインのイベントだったけど、2009年にはNOIRやFLIXでの「THE MAGIC」、CLUB CULTUREでの「THE MANSION」といった多くのパーティーがうまくいったかな。

バンコクのクラブシーンについてどう思いますか?

素晴らしいと思うよ。違う客層に違う音楽が揃って、様々なクラブが存在している。タイスタイルのパーティーを求めているならRCAのSLIM/FLIXやROUTE 66に行くといいと思う。両クラブともハウスミュージックルームがあって、主に激しいハウスミュージックがかかってる。ヒップホップサイドも質が高いDJがスピンしている。
場所は変わって、年齢層がもう少し高くてスタイルを持った客層を抱えているのはスクンビットのQ BARやBED SUPPERCLUB。良い音楽が聞ける。継続的にイベントを開催してバンコクのクラブシーンをプッシュしているGLOWも要チェック。
バンコクのベストクラブは恐らくTAPAS(シーロム・ソイ4)じゃないかな。特に週末は3つのルームがハウスミュージックで溢れるんだ。
カオサン通りの近くだったらCAFÉ DEMOC。バンコクを拠点とするDJのほとんどがここからキャリアをスタートさせたはず。オーナーのTUIさんとAMPさんがDEMOCの近くに間もなく新しいクラブをオープンするけど、やばい場所になるよ。
他にもDISTILやWINE PUB(僕がDJしてるバー!)と言った素晴らしいDJがスピンしているバー&レストランもある。

バンコクのクラブシーンの良い点/悪い点は?

良い点:数多くの店、数多くの異なる客層、そして良い音楽を提供するイベントの質が高まってきていること。
悪い点:閉店2時の規則!それと、あえて名前を挙げないけれど、可能性を捨てて怠け者のマネージャーを雇っている或るクラブ。びっくりする程イケてない音楽を、何か違うものを強く求めているはずの客に対して流し続ける。毎月安定した収益を生んでいれば満足なんだろうな。世界的にも有数のクラブになる可能性を秘めているのに・・・。

お勧めのイベントは?

2010年の目玉として1月30日のCULTURE ONE。タイのベストフェスティバルだよ。今年はSVEN VATHを筆頭に5つのエリアで沢山のDJがフォーマンスするんだ。
それと勿論2月20日のKEMF FLASH

最近興味があるアーティスト/音楽の種類(ジャンル)は?

ハウス/NU DISCO/ダウンテンポが好きで、自分がDJするときもそういった音楽をかけるんだ。激しい音楽をかけるよりも、違うスタイルやBPMを使って質の良いミックスを提供するのは難しい。激しい音楽も好きなんだけどね。
テクノからD’N’Bまでエレクトロ音楽は何でも好き。
アーティストで言ったらROCCO、DAVID HARNESS、WAYNE GARDINER、LOUIS VEGA、ANANE、JOEY NEGROなどなど。

プライベートな時間ではどんな音楽ジャンルを最も聞いていますか?

大体エレクトロと、格好良くないフランス音楽!

DJとしての今後の計画は?

WINE PUBで週5回レジデントDJとしてスピンしてます。イベントをオーガナイズするときは、大体ウォームアップセットを担当して、今年はずっとこんな感じだと思うよ。

PULLMAN WINE PUBとの関係は?

レジデントDJとして1か月に1度イベントをオーガナイズしてます。
WINE PUBはすごくリラックスできるレストランバーで、食べ物も飲み物も手頃な価格で提供してる(フランス人マネージャーが厳選した素晴らしいワインが1本US$15から揃ってるんだ。バンコクの他の5つ星ホテルでこんな価格でワインを提供している所はないよ)。音楽はダウンテンポ、ディープ・ジャジーハウス、NU DISCO、ニューファンク。僕は写真の展示会(3か月に1度)も担当してる。

DUDE-MAGAZINEの読者にメッセージを。

バンコクに10年間住んでいて、最高のクラウドは間違いなく日本人。沢山の思い出があって、ある夜カオサンで当時僕が働いていたクラブで9時ぴったりに来た日本人30人は夜中の2時までダンスフロアを離れなかった。彼らは一晩中ペプシしか飲んでいなかったのに;)
本当に日本人がダンスフロアにいると、その夜は良い夜になるって分かる。日本人は音楽を知っていて、パーティーの仕方もしっかり分かってる!

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Posted by admin
intervew, アーティストインタビュー - 2010年7月26日 更新
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