
ロハンタ・レゲエの音楽は、すべての人々のための音楽。1986年にレゲエミュージックに出会ったときの衝撃を、「まるで精神の目覚めのようだった」と説明する。
ガツンと胸にこたえ、レゲエのリズムが自身のソウルのリズムであり、鼓動であるかのように。レゲエがメジャーな音楽ジャンルではなかった当時のスリランカで、2000年に初めてレゲエコンサートを行い、以来スリランカのパイオニア的レゲエアーティストとして、ドイツ、オーストリア、アメリカ、日本など各国で精力的に音楽活動を行い、2007年にリリースしたアルバム「MY WAY REGGAE」は、スリランカ人レゲエアーティストとしてアメリカからリリースされた初めてのアルバムとなる。
英語を主に、スリランカのシンハラ語とタミル語も混ぜて自国の、そして世界の平和を訴えたアルバムの1曲目を飾る「PEACE SONG」を筆頭に、平和と愛、ユニティーという彼の願いをレゲエミュージックを通じて歌い上げる。
誠実で穏やかな空気と、はにかんだような笑顔、そしてレゲエに対する熱い思いと歌声で人々を惹き付けるロハンタ・レゲエ。短いタイ滞在期間中にインタビューに応じてもらった。
DUDE: レゲエミュージシャン(ボーカル/ギター)としての活動をいつから始めましたか。またそのきっかけは?
ロハンタ: 1986年に初めてレゲエのリズムを聞いてショックを受けてね、心が揺さぶられる、ソウル・バイブレーションとでも言えばいいのかな。その後レゲエを聞き始めて、レゲエについて読んで、段々と理解を深めていったんだ。「これは何なんだ?」と最初はレゲエの音楽理論と使用楽器について学びたかった。当時、僕は学校のオーケストラではサックス、ライブバンドではベースギター担当。1993年に初めてレゲエの曲を作曲して、94年には音楽学校を離れて、そこで僕の人生がスタートしたんだ。この世界に対して自分達が何をするべきかと考え、辿り着いたのが、そう、「ONE FOUNDATION FOR EVERY NATION (すべての国のための1つの土台)」だったんだよ。
DUDE: 日本にしばらく滞在されたそうですが、レゲエシーンに限らず、人、気候、食べ物、文化等あらゆる面から見て日本はどうでしたか。
ロハンタ: 2008年の夏に日本に行ったんだ。東京や横浜にも行ったけど、大部分は名古屋に滞在してたんだよ。日本はとにかく発展しているね。日本人はとても親切でフレンドリーで愛情たっぷりな人達だと思う。美しい国だよ。日本食に関しては、世界中をツアーしていた時には口にすることがなかった食べ物を試すことができた。
日本のレゲエと言えば、レゲエミュージックを演奏するだけじゃなくて、レゲエ文化全体に関わる人達を含めて、日本でレゲエシーンに関わる人達に沢山出会えたんだ。皆ポジティブなバイブをキープし続けようと頑張っていてね、とてもスピリチュアルだよ。PJ、BOUNDARIES、RAS KANTOの様なアーティストを筆頭に、奈良や名古屋、東京、横浜で日本人バンドや個人アーティスト達とジャムセッションをしたり、日本ツアーは自分自身の音楽人生においてとても特別でスピリチュアルなものになった。
DUDE: ロハンタの過去の記事に、スリランカではレゲエという音楽ジャンルはロックやポップ等と比較してメジャーではないとありました。ロハンタが2000年にスリランカ初のレゲエコンサートを開催して以来、レゲエシーンはどのように変化しましたか。
ロハンタ: スリランカでは、レゲエは2000年を迎えるまで人気がなくて、西洋の音楽を演奏する幾つかのバンドがレゲエの曲を多少カバーする程度。バンドの多くが色々なスタイルをミックスしたスリランカのポップを演奏するんだ。だから2000年に僕はレゲエバンドをステージに呼んでね、自分自身が演奏を教えたバンドだったんだけど、オリジナルを12曲歌ったよ。それが2000年10月28日、スリランカのヌワラエリヤ (スリランカ中南部、避暑地としても有名) でのこと。その後国内すべての大学や、沢山のビーチサイド、ストリートで演奏したんだ。
今では多くの人がレゲエシーンに興味を持つようになったと言える。以前はレゲエカルチャーに動かされる人がそういなかったことを考えると、これは本当に大きな変化だね。僕のレゲエミュージックは、正にソウルツアー。自身のレーベルプロダクションは「CEYLON ROOTS (セイロンルーツ)」と言うのだけれど、スリランカのレゲエミュージックが世界のレゲエシーンに遅れを取らずに前進していけるように他のレーベルと是非コラボしていきたい。
DUDE: スリランカと言えば歴史ある文化、独自の食文化、穏やかな人柄、美しいビーチ、不安定な政治状況、今でも顕在する2004年スマトラ沖地震による津波の後遺症など色々なイメージが浮かび上がりますが、自国をどのように表現できますか。
ロハンタ: 地上の天国。是非皆にスリランカを訪れ、実際に感じて、スリランカについて知ってほしいよ。
DUDE: 今まで行なって来たコンサートで一番心に残るものは?
ロハンタ: 歌う機会がある度にそれは新しい体験なので、過去に演奏したコンサートはどれも忘れられない、人との出会いがある特別なものと思ってる。
DUDE: ボブ・マーリーを除いた他の尊敬するレゲエアーティストは?
ロハンタ: 色々なレゲエアーティストの音楽を聞くのが好きだけど、やはりボブが一番。
DUDE: DUDE-MAGAZINEの読者にメッセージをお願いします。
ロハンタ: ONE FOUNDATION FOR EVERY NATION. PEACE AND LOVE.
タイ滞在も残り僅かとなってきたロハンタのライブに、是非今週末は足を運んでみてください。「JOIN THE WORLD CHAIN OF ROHANTHA REGGAE TO MAKE PEACE AND LOVE! – ROHANTHA-」
ROHANTHA REGGAE
公式ウェブサイト: http://www.rohanthareggae.com
Eメール: rohanthafreedome@yahoo.com
バンコクライブ日程:
7/4 (土) OUTER ROOM (スクンビット・ソイ23) 21:00-遅くまで
7/10 (金) TARGET (パッポン・ソイ2) 21:00-遅くまで
7/11 (土) 23BAR (スクンビット・ソイ16) 21:30-00:00
7/12 (日) COSMIC CAFÉ (RCA) 22:00-02:00
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DUDE UPDATE ! ROHANTHA REGGAEスペシャルインタビュー http://bit.ly/5NBz5